東京都など主要都市の家具・家事用品関連サービスの年間支出が3975円というデータがあります。これは、家具の移動サービスやレンタル、修理代や掃除代、掃除用品レンタル、布団クリーニングなどが含まれます。ものを買うにはお金を払うが、サービスにお金を払いたがらないと言われている日本人ですが、こうして数字で見ると、家の周りのサービスに結構使っている印象もあります。年間で引越する人の数数が337539人で、これは全人口のおよそ0.02%ほどです。引越し代は本当に荷物が少ない人でないと、安く済ませることは難しいものです。現在は断捨離やミニマリストという、持ち物を減らすムーブメントがちょっとしたブームです。引越しは荷物が少ないことがどれほど便利であるかを実感するイベントです。しかし、ほとんどの人が多くの持ち物を持たないと暮らしていけないという現実がわかります。東京都で暮らしていく中で、引越し以外にも荷物を移動しなければならないという場合は意外とあります。例えば、2階にある家具を1階に下ろしたいが、引越しの時はクレーンで窓から移動したので階段をうまく曲がれないというケースは結構あります。このような状況では、引越以外にも家の中での家具移動サービスを依頼できる業者があります。ちょっとした移動だけでも依頼できるので、模様替えの際にも便利です。最近は、一部の高級品を除いて、ほとんどの家具が組立て式になっています。若い人なら難なく組み立てられるものでも、力のないお年寄りなどにはハードルの高いものです。一人では組立てられない商品もあり、更に難しいものです。東京都ではこういう組み立てサービスも行なっている業者が多くあります。組立てサービスの利用が多い時期は、やはり引越しの多い年度末前後です。そして、季節も変わって模様しやすい5月や、夏前に風通しのいい部屋にしたくなる6月、大掃除の時期の12月も多くの依頼が舞い込む時期となっています。