一般的に引越しシーズンは年度の切り替えである3月に最も集中します。この時期の引越し料金は非常に高くなります。逆に少ないのは6月や年末年始で、6月は梅雨なので荷物が雨に濡れるのを避けるためが主な理由です。年末年始はただでさえ忙しいのに加え、人の出入りや交通量も多くて渋滞が起こりやすいため、荷物が時間通り届かない危険もあるので避けられやすくなっています。三重県では年間で引越する人の数が29,973人います。三重県の人口が約183万人なので、人口の約1.6%が引越しする計算になります。引越しによって家財道具を新天地で購入する場合と、今持っているものを運ぶ場合があります。購入する場合はいいのですが、移動する際には思ってもみなかった手間がかかる場合もあります。特別な大型家具を除いて、最近の家具はほとんど組立て式になっています。購入して使い始めたのはかなり前で、やり方を忘れてしまったという人も多いのではと思われます。こんな時に最適な、家具の組立や移動を行っているサービス業者があります。引越し前に組立式家具を分解して梱包してもらい、引越し後にまた組立ててもらうということが可能です。引越し料金を抑えるために最低金額のプランにしたが、組立や分解まではやってくれないという場合に役立ちます。また、部屋の模様替えをしたり、一階の家具を二階にあげたいが、人手が無くて移動が難しいというケースもありえます。このような場合にも、家具の組立・移動のサービスを利用することで解決できます。最近はこのような、掃除や子守などの従来の形式から外れた、家の中のあらゆる雑務を受け付けているサービス業者がたくさん存在し、利用者も増えています。三重県では、主要都市の家具・家事用品関連サービスの年間支出が3,947円に及びます。これは物の購入額ではなくサービス利用の額なのです。サービス利用者(転出者)の割合を考えれば、人気の高いサービスであることが窺えるでしょう。